twitterによる情報収集
2017.02.01 岡田定晴
夜のワルツ(作曲:Amacha) |

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501件の内訳は、政治家:26、学者・研究者:36、起業家:24、マスメディアの情報発信:24、経営者:19、 メディア・IT関連企業PR:38、コンサルタント:7、雑誌のPR:22、ブログサイト運営者:3、官僚:5、企業のPR:25、 ブログ情報発信:20、アメリカ政府機関:6、ジャーナリスト:21、編集者:5、記者:2、 タレント(音楽家・アーティストを含む):20、災害対策・地震情報:7、政府機関・政府プロジェクト:34、 市区町村の機関:9、作家:16、自由業:12、為替・金価格情報:4、ニュース:23、個人の情報発信:40、 ロボット・AIの情報発信:2、Webサービス:1、イベント:1、アプリ:2、SNS:7、交通機関:5、インターネット企業:1、 大学:3、ITフォーラム:7、冒険家:4、IT・ビジネスマン:4、その他:16、などです。 厳密な方針を立てて分類してはいないので、私がフォローしている情報発信者の凡その分類ととらえてください。
この501件をどのようにして選んできたのかをご紹介します。予め知っていた価値ある情報を提供する人、 放送や新聞・週刊誌などに登場して参考になる意見を言っている人、展示会や講演会で知った人、確かな情報を伝える政府機関 などをtwitterで探してフォローします。その後、twitterでリツイートされた情報などから新しくフォローする情報発信者を追加したり、 期待外れの情報発信者を削除することを繰り返して約500のフォローを維持しています。
これらの人々が発信する情報の中には、自己主張や一方的な見方も多くあります。書いてあることの裏付けに乏しいものもあります。 しかし、多くの情報の中から、さらにその情報源を辿って、貴重な情報を得たことは数え切れません。特にICT(情報通信技術)関連の 新しい情報や考え方は、非常に参考になり、先手を打って業務を遂行していくことが出来ました。優秀な部下を大勢持っていても、 幅広く世の中を見つつ、必要な最先端の専門的な情報を得ることに関しては、twitterに勝るものはないと思うのです。 私は情報収集の方法として、はっきりと目的の絞れるものに関しては「Googleアラート」も活用していましたが、これは別の機会に書きます。
個人が情報発信できる時代になりました。その情報が、多くの人に影響を与える時代にもなりました。その時代の流れをうまくキャッチして、 仕事や生活に活かしていくことは、これまで人類が経験したことがない領域に能力を広げていくことであると感じます。 でも、情報を有効に活用して、効力を広げていくには、最終的には、情報を利用する人の価値観や判断力、倫理観が益々問われることになります。 できるだけ若い時に、そうした能力を身に着けていくことが必要でしょう。 また、個人の情報利用について書きましたが、社会的にも、膨大なtwitterの情報はビッグデータであり、まだまだ発展途上の技術ですが、 選挙の当落予想や、インフルエンザの流行地域や気象状況などを、ある程度予想することが出来るなど、大変貴重なものです。 このほか、個人の尊厳・プライバシーや個人情報の保護という観点から問題も指摘されるものの、tweetの内容から、 個人の性別や年齢・子供の有無・考え方・嗜好まで推定できるなど、ビジネス情報として利用価値があるものです。 膨大なtwitterの情報をうまく活用して、明るく豊かな社会を築いてほしいと思います。