メキシコ旅行の必須アイテム

2017.08.11 岡田定晴
 セピア色の渚(作曲:Amacha)

メキシコ  8月7日に、3週間滞在したメキシコから日本に帰り、やっと普段の生活に戻りました。忘れないうちに「メキシコ旅行の必須アイテム」 についてまとめておきたいと思います。ICT(情報通信技術)を中心としたアイテムで、①役に立ったもの、②役に立たなかったもの ③持って行くべきだったもの・必須アイテム について述べます。


①役に立ったもの
〇ESTA:
 アメリカを経由するのでESTAの申請と渡航前の事前承認は必須です。アメリカで飛行機を乗り継ぐだけでも入国審査はあります。

ノートパソコン 〇ノートパソコン:
 出発直前に急遽選んだ安価で軽量なノートパソコンですが、十分に満足のいく働きをしてくれました。 ブログの作成、写真の加工、ffftpによる東京のレンタルサーバーへのブログコンテンツのアップロード、sitemap作成、 GoogleやMicrosoftへのsitemapの通知、twitterによる発信、短縮URL対応、日本のインターネットニュースの参照、 メキシコでの行き先の記録、調査など、渋谷のオフィス環境を維持することができました。 C:ドライブの容量ほか機能不足は別の手段で補うことができたので、やろうとしてできなかったこと、諦めたことはありませんでした。 また、自分の自由時間を有効に活用することができました。日本でできることと同じことをするために、不便を感じないために、 ノートパソコンは必須のアイテムです。

デジタルスチルカメラ 〇小型軽量のデジタルスチルカメラ:
 軽量で高倍率のデジタルスチルカメラは、首から下げてどこにでも持ち歩けるので、シャッターチャンスを逃すことなく 撮りたい画像や動画を高画質で記録することができました。海外での貴重な情報の記録手段として、これも必須のアイテムです。


iPad 〇iPad(WiFi環境で使用):
 成田空港とヒューストン空港には無料のWiFiがありました。空港で日本のインターネットニュースを見たり、メールを送るのに使いました。 このほか滞在先のWiFi環境で、日本のテレビを見る、メール送受信(日本にいる妻のガラケーへ)、Skype(妻のガラケーへ電話)、 孫のゲーム機として、iPadで撮影した写真を即メールで送信、など大変有効に使いました。スマホを持たない私には、必須のアイテムでした。



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度付きサングラス 〇度付きのサングラス:
 日差しが強いので目を守るためにサングラスは必須です。近視の私には、度のついていないサングラスは使い物になりません。 『度付きサングラス』は、普通の眼鏡に紫外線を遮る機能を持たせたもので、サングラスではなく眼鏡と同じものです。 これまで使用していた眼鏡と同じレンズなのに、新調した度付きサングラスのほうがよく見えるため、主にこちらを使うようにした。

〇その他:
Nike  Nikeのリュック(外側に2か所のポケット、内側に3か所のポケット)、スウェーデン製のチョッキ(外側に4か所のポケット、 内側にパスポートや貴重品が入れられるジッパー付きのポケット)、2つの財布(ペソ・ドル用、護身用)、 多数のタオルとビニール製のごみ袋(クッション、衣類や土産品の整理用)

②役に立たなかったもの
〇携帯電話:
携帯電話  当初、メキシコの電波形式で使えるsimフリーのスマホを探しましたが、これなら確実に動作するという 手頃な値段のスマホが見つかりませんでした。このため、スマホを準備をしてメキシコに持って行っても『周波数と変調形式が 合わず使えない』という心配が付きまとい、ギブアップしました。しかし、何かあったときの緊急連絡用として、 メキシコ国内で使える携帯電話をレンタルしました。通話料金は、発信・着信とも一秒5.5円、メキシコ国内も国外も同じ料金、 基本料金は無し、オプションとして『万一携帯電話を無くしてもOK』という安心補償プラス(一日300円で23日間6900円)を付けました。 メキシコに到着して、緊急連絡用に使う確認のための電話が5.5秒で16円支払いました。しかし、緊急連絡の必要が全くなかったので、 せっかくの携帯電話も使わずじまいでした。

〇日本円の現金:
銀行 メモ  お金が足りなくなった時のために、日本円を持って行ったのですが、全く役に立ちませんでした。 ペソの現金が少なくなってきたので、近くの銀行に行きました。小さな店舗で、入り口に門番が居て、門番は客が店舗に 入ると背中をドアに向けて立ち、店舗の中を見ています。ATMが3台程度で、かなり混雑しています。 その向こうに、窓口対応のコーナーがあったり、部屋の隅に偉そうな人が座って顧客対応しています。どうして良いのか わからずに、門番の人に「日本円をペソに両替したい」と尋ねると、部屋の隅の偉そうな人を紹介してくれました。 英語で「日本円をペソに両替したい」と言うと、「日本円は替えられない。ドルならできる。」と言われたので、ドルを 見せました。すると、「この銀行に口座はあるか?」と訊かれ、「無い」と言うと、何やらわからない言葉を話したので、何度も訊くと、 紙に" You have to go "Casa de Cambio" "と書いてくれました。スペイン語がわからないのですが、『両替所に行け』と 言われたということがわかりました。よく考えれば当然のことです。

③持って行くべきだったもの・必須アイテム
通信事業者の店舗 〇現地で使えるsimフリーのスマ―トフォン、simカード、Uberのアプリ、クレジットカード:
 車を持たない旅行者が、安全確実に動き回るためには、Uberが必須です。simカードは現地で購入できます。 Uberを使うためには、スマホとUberのアプリ、運転者と連絡をするための電話番号、支払いのためのクレジットカードが必要です。

〇ドル口座のクレジットカードまたはデビットカード:
 日本円の口座に連動するクレジットカードで、ドルの買い物をしたことはありますが、ペソでの支払いが可能かどうか自信がありません。 Uberの支払いのために日本のクレジットカードを登録したのですが、うまくいきませんでした。 海外に長期滞在するときは、その街にキャッシュコーナーのある銀行に口座があれば、ペソの現金が引き出せるので便利です。 また、ペソで支払いができるようなドル口座のクレジットカードかデビットカードがあれば更に便利です。 このことを、もっと真剣に考えておくべきでした。

〇スペイン語の日常会話:
 ほんの少し理解できれば、買い物や食事や挨拶ができるようになります。日常生活に必要な最低限の会話は身に着けておきたいものです。 iPadで、数字、挨拶、食事、買い物などジャンル別に簡単なフレーズがまとめられ、日本語の文章をクリックするとスペイン語の文章が 表示され、発音を聴くことができるアプリを見つけて少し勉強しました。発音は、Hは読まないなど知っておくべきルールはあるのですが、 ローマ字を読むような感じで良いので英語より簡単です。時間をかけてまじめに勉強しておけば、もっと楽しめたと感じました。

〇ボールペン:
 日本からアメリカ、アメリカからメキシコ、アメリカから日本への入国の際、税関に申請するために必要です。航空機内で渡されるので、 機内で記入しておくと時間が節約できます。ただし、アメリカは、機内で用紙が配布されますが、ESTAの端末を使用した場合、 提出する場所がありませんでした。配布された用紙に事前に記入したことは、ESTAの端末の質問事項に含まれていて、そこで回答しました。

◎その他
腕時計 〇腕時計:
 現地時刻への修正に苦労しました。腕時計メーカーのホームページで、腕時計の裏側に刻印された数字を入れると『取り扱い説明書』 が表示されダウンロードできるシステムがあり、役に立ちました。時差を修正するために腕時計を調整することは、滅多にないことなので、 ホームページから取扱説明書をダウンロードできる腕時計を買うことは必須なのかもしれません。ただ、取扱説明書の説明が難解で、 理解して時刻を合わせるのに苦労しました。



〇メキシコに持っていかなくて良かったもの
 ガラケー:
 海外では全く役に立たないもの。普段、目覚まし時計として使っていますが、iPadのアプリで代用しました。


メキシコのICT  メキシコでもICT(情報通信技術)の利活用は進んでいます。日本国内のような規制がない部分については、日本以上にICTの恩恵を受けることもできます。 しかし、その恩恵を受けるには、スマートフォンやノートパソコン、海外で通用する銀行口座を持つことが必須ではないかと感じました。 そして、もはや電話番号をプッシュして音声で通話をする時代ではなく、スマートフォンを使いこなしていく時代なのだと実感しました。 スマートフォンの代わりに、インターネットに接続したiPadでも良いのかもしれませんが、小型軽量でインターネット常時接続のスマホには 使い勝手でかないません。そして、『世界中の周波数や変調形式に適応でき、日本および世界中どの国に行っても使えるスマートフォン』があれば良い、 そうしたスマートフォンを持つ時代がいつか来ると思いました。


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