
一年間使ったデスクトップパソコンのCドライブの容量が不足気味になってきたので、
外付けハードディスク(Dドライブ)に大幅なデータの移転を図りました。
これまでDドライブは、Cドライブのデータバックアップの目的で使っていました。
しかし、今回のデータ移転によってDドライブのバックアップが必要になりました。
新しい外付けハードディスク(Eドライブ)を増設し、2つのハードディスクには、
同じ内容を書き込んでバックアップすることとしました。

でも、右上の小さな弁当箱程度の大きさのデスクトップパソコンには、USBポートが3つしかなく、
ポートが全て使われているので、ハードディスクを増設するには、USBの口を増やさなければなりません。
家電量販店のパソコン周辺機器のコーナーに行くと、どれを選んだらよいのか決められないほどにUSB対応のハブが
並んでいました。随分と長い時間、いろいろなハブを手に取ってみていましたが、電源を使わずに小型でUSB3.0対応で
4分岐できるハブを見つけました。2420円でした。
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これまでデスクトップのUSBポートに直接つないでいた1TBのハードディスク(Dドライブ)です。
もう一年半以上前に購入したものですが、外付け電源は不要でUSB3.0対応のポータブルハードディスクです。
数年前までの外付けハードディスクは、本体のサイズが弁当箱くらいの大きさで大きな電源ボックスが必要でした。
その電源が無くなり、簡単に持ち運べるサイズになったことに、購入した時は大変驚きました。

新しく購入したUSB3.0対応ポータブルハードディスク(Eドライブ)です。敢えてDドライブとは違うメーカーのものを選びました。
それは、同じメーカーではバックアップにならないかもしれないと思うからです。設計が同じで、同じ製造ラインでつくり、
同じソフトウェアがのる装置は、同じ弱点を持ち、一方で発生した問題は、もう片方でも発生する可能性があると考えたからです。
Dドライブのハードディスクとほぼ同じサイズですが、USBケーブルは太くて頑丈なものが使われています。7880円でした。

ハブを購入しハードディスクを増設するついでに、SDメモリドライブも新設しようと考えました。それは、オフィスと自宅の間のデータの移動に
クラウドのストレージを利用していましたが、記録メディアの運搬が不要で紛失の心配がない一方、パスワードの設定を含むデータの圧縮、
アップロード、ダウンロード、パスワードの設定を含む解凍作業などに時間がかかったためです。特に、容量が大きくギガバイトのレベルになると、
復元に失敗して時間を無駄にしたこともたびたびありました。また、デジタルカメラやノートパソコンで使われているSDmicroメモリーに
対応する必要もでてきました。こうしたことから、時間を節約する目的でSD/SDmicroメモリーカードリーダー/ライター
を買うことにしました。家電量販店に行くと、どれを選んだらよいのか決められないほどに商品が並んでいました。
随分長い間、いろいろ手に取ってみていましたが、最も小型でUSB3.0対応、SDおよびSDmicroメモリーのスロットがある
メモリーカードリーダー/ライターを見つけました。1250円でした。

因みに32GBのSDメモリーカードは、一枚1780円でした。平成15年(2003年)ころ、電源ボックスの付いた100~250GBの
ハードディスクを有難く使っていたころには、想像すらできなかった世界です。アルミ製SDカードケースという便利なものを見つけたので、
買ってみました。6枚入りで680円でした。使ってみて、6枚入りは保存用として便利かもしれませんが、通常の使用では半分の厚さの
3枚入りで十分だったことがわかりました。

パソコン周辺機器とは言わないかもしれませんが、キーボードとマウスもデスクトップ本体との接続ケーブルが無く、
パソコンの小型軽量化に貢献しています。平成16年に購入したDELLの小型デスクトップパソコンのディスプレイ背面には、
電源ケーブル、キーボード、マウス、ディスプレイ用接続ケーブル、音声やマイクケーブル、その他ハードディスクの電源や接続ケーブル
が入り乱れ、接続ケーブルだけでかなりの太さになっていました。

写真中央は、無線(2.4GHz)キーボード&マウスセットのレシーバを、デスクトップ本体のUSBポートに差し込んだものです。
最大10mまでの無線通信が可能な2.4GHz帯の電波で、キーボードとマウスの操作を可能にします。無線(2.4GHz)キーボード&マウスセット
(キーボード、マウス、レシーバー)は、昨年の6月に購入しましたが、何と1320円でした。
一年前に使い始めたオフィスのパソコンのメモリー不足を感じて周辺機器を整備した(これほど一般化し、小型軽量に
なったものに使う言葉ではないかもしれない)ことで、技術の進歩は止まることが無いことを思い知らされました。
小型軽量化、高機能化、低価格化は勿論ですが、昔は秋葉原に行かなければ買えなかったものが、身近な家電量販店で
豊富な品数の中から選べる時代になりました。このことに、ICT(情報通信技術)が社会に普及し、それを利用するためのツールは、
昔、文房具を文房具屋さんに買いに行ったように、誰もが身近な家電量販店や、一部はコンビニで買える時代になったのだ
と感じました。