ガラケーからスマホへ ~その1~

2019.05.06 岡田定晴
 レイト・ナイト・ブリッジ(作曲:Amacha)

ガラケーからスマホへ
 私はスマホが登場する前からiPod touchやiPadを愛用しており、インターネット常時接続のモバイル環境があったので、 ガラケーからスマホに乗り換えようとは思いませんでした。ガラケーとiPad(+ワイヤレスルーター)の組み合わせで、 スマホと同等の機能を、スマホが発売される以前から楽しんできました。

下記の画面遷移先からブログ本文に戻るときは、ご使用中のブラウザの「 ← 」等、「戻る」の機能をクリックして下さい。

今でもガラケーを使っている理由



 ガラケーからスマホに切り替えようと携帯ショップに足を運んだこともありますが、 スマホの価格が高いと感じ、安価なスマホでテザリングしてiPad miniを使った方が 良いのではないかという迷いが生じ、その場では結論を先延ばししました。

下記の画面遷移先からブログ本文に戻るときは、ご使用中のブラウザの「 ← 」等、「戻る」の機能をクリックして下さい。

スマホのようなガラケー

 それから10か月以上経過した昨年の秋、携帯電話の事業者から次のような主旨の連絡が届きました。 『第4世代(4G)携帯電話サービスの普及に伴い、より良い通信環境の整備、周波数の有効利用を目的に、 第3世代(3G)携帯電話サービスの提供を、2022年3月末をもって終了させていただきます。』

 この連絡を受け、老朽化したガラケーへの不安(製造メーカーが倒産)や、数年先の3G携帯電話サービスの停止を考えて、 遂に昨年末、スマホに乗り換えました。特に、家電量販店の店頭で見た『ガラケーからiPhone8への機種変更、今なら無料』という 広告に目を奪われました。


広告

契約関連書類
 契約は、『通信サービス利用にあたって』という冊子に従って、契約の注意点、契約期間、アップグレードプログラム、 機種変更・解約等の手続き、料金支払いの注意点(負担する料金、解約特に生じる料金)、未成年の利用、海外で使う・かける、 端末の紛失・故障への備え、端末ロック設定、ソフトウェア更新、通信速度の制限、サービスエリア、8日間キャンセル、 SIMロック解除、機種別重要事項、などについて詳細に説明を受け、8種類にも上る申込書や確認書などを作成し、 端末料金や月別利用料金を一覧表にまとめた資料の説明を受けます。

 最後に、『携帯電話・スマートフォン等の契約にあたって』という書類の各項目にチェックを入れ署名が求められます。 『電気通信事業者協会の自主基準により、契約後に「使い方が分からない」等、お客さま不便をかけることのないように確認をお願いしている』 との主旨説明が書いてあります。私の聞き間違いかもしれませんが、65歳以上の契約者に求めているとのことでした。 チェック項目は、契約するスマホは利用目的にあっているか、基本操作方法・月々の利用料金・端末料金について不明な点はないか、 などです。さらに、80歳以上の顧客は、同伴の家族に相談し了解を得ている、電話で家族に相談し了解を得ている、 これらの対応がとれず本人の意思により契約を締結する、のいずれかにチェックします。 スタッフ記入欄に、家族続柄・名前、同伴/電話確認済、電話不出(1回)などとありました。

 スマホを販売する側としては、極めて高度で複雑な商品を売った後、トラブルが起きないようしているのだろうということは理解できますが、 『高齢者はスマホの事を知らない』という偏見を前提にしているようで、年齢による差別ではないかと感じました。 ただ、これ程までしなければならないくらい高度で複雑な情報通信機器が一般に販売されるようになったのは良い事だと思いました。

 ここまで、かなり順調に質疑応答を繰り返し契約を終えましたが、一時間以上の時間がかかりました。 このあと数十分程度で、使用していたガラケーからスマホへの切り替えが完了しました。 『ガラケーからiPhone8への機種変更、今なら無料』というのは本当でした。 しかし、使用中のガラケーを廃止してiPhone8の使用を開始するのは無料ですが、月々の料金からiPhone8の端末代金を分割で支払うことになります。 広告の言葉にのせられて、ついついiPhone8がタダと思ってしまいました。ガラケーからスマホへ切り替えるのも、簡単なものではありません。

 次回は、スマホに変更して良かったこと、ガラケーの良かったことについてまとめます。

TOPへ


 平成の徒然草ICT版    これまでのブログ

 広告




 広告