スマホで利用価値が高まるアプリ

2019.05.25 岡田定晴
 初夏のソネット(作曲:Amacha)

 スマホはタブレットコンピューターと違い、常に身に着けて持ち歩いている装置です。 そのことにより、タブレットでは感じなかった便利さを感じ、恩恵を受けることができます。


①カメラ
カメラ

 大きなタブレットPCを片手に持って写真撮影をすることは困難ですが、 スマホは簡単です。手に荷物を持ちながらでも片手でシャッターボタンを押すことが出来ます。 写真や動画を簡単に撮ることが出来るので、テレビに表示される価値ある情報や、 街で見た貴重な情報などを、気軽にメモの代わりに使うようになりました。


②マップ・ストップウォッチ・ヘルスケア
マップ
ストップウォッチ
ヘルスケア

 ウォーキングのときに、自分の位置、経過時間、歩数などを知り、記録するのに 使っています。長距離のウォーキングでは、見ている風景と地図上の位置の関係が、 スマホのアプリによって正確にわかるようになりました。これに写真を加えれば完璧です。 タブレットでも同じアプリは動きますが、タブレットとワイヤレスルーターでは持ち運びが 不便です。勿論、ウォーキングばかりでなく、土地勘のない場所へ初めて訪問するときには、 マップのGPS機能は大いに役立ちます。











③LINE(特に電話)
LINE

 スマホを持つ本来の目的は、『電話機』だったのでしょうが、スマホが常時インターネットに接続していることで、 電話機以外の機能が価値を持つようになりました。
インターネットで通信を行うことによって、電話以上の多くの機能が実現しています。 自宅から離れたWiFiの無い外出先においても、通信キャリアのモバイルデータ通信を使って LINEで電話をしたり、メッセージや写真のやり取りをします。 電話機本来の電話やメールは殆ど使いません。ただし、ガラケーを使っている人には、 本来の電話やメールを使わざるを得ません。でも、LINEと比べてユーザーインターフェースが貧弱なため、不便を感じています。





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④高解像度降水ナウキャスト
高解像度降水ナウキャスト

 外出の際、傘を持って行くべきかどうか迷ったときに、『雨が降るのかどうか、いつ頃降るのか。』という ことを知ることが出来ます。また、電車を降りたら土砂降りの雨が降っていた時など、どのくらい待てば 雨が止むのかを知ることが出来ます。使い始めてから5年半以上経ちますが、予測は正確です。テレビやラジオで 知ることのできない局地的な情報、解像度250mの精度の情報を、手のひらの中で見ることが出来ます。

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高解像度降水ナウキャスト



⑤乗換案内
乗換案内

 パソコンやタブレットPCで、もう15年以上も前から使っている機能ですが、 オフィスや自宅で確認するのを忘れ、外出先や電車の中で利用したいこともあります。 こんなとき、スマホが役に立ちます。目的地に○○時に到着するには、何時発の電車に乗れば良いのか、 あるいは、今電車に乗れば目的地に何時に到着するのかを簡単に知ることが出来ます。

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「時刻表」と「路線情報」





⑥将棋
将棋

 私には、電車の中で気分転換をするのに便利なコンテンツです。スマホでは駒が小さく、 自分の意志の通りに指で駒を動かすのが難しいと感じたこともありましたが、慣れてしまいました。 最初は、このアプリだけはタブレットPCの方が使いやすかったと思っていましたが、 慣れは恐ろしいもので、タブレットPCで将棋をしたときに違和感を覚えるようになりました。










⑦QRコードリーダー
QRコードリーダー

 QRコードは、テレビの健康関連番組やニュースでよく見かけるようになりました。 番組の内容を補完するもので、テレビでは一過性で消えてしまう内容を、後でウェブサイトで 確認することが出来ます。街中の広告や、選挙の候補者のポスターでも見かけます。 QRコードの内容は、URLを紹介するものが殆どですが、コメントを伝えることもできます。 常に手もとにあるスマホだから、いざという時に利用することが出来て便利なのです。 しかし、私の周囲を見ると、QRコードリーダーのアプリはインストールしているものの、 使えなくて利用したことのない人がほとんどで、勿体ないと思います。



⑧アラーム
アラーム

 ガラケーの時代にも携帯電話を目覚ましとして使っていました。最も初歩的なアプリですが、 目的の時間に起きなければいけないときには必需品です。ガラケー以前の時代には、目覚まし専用機 がありました。ゼンマイ式置時計の目覚まし、AC100Vの電源で動く機械式置時計の目覚まし、 電池式置時計の目覚まし、ビジネスホテルのテレホンコールなど、時代の変遷はありますが、 今も生活必需品であることに変わりありません。いつも持ち歩いているスマホの機能なので、 安心です。






 スマホが、常に身に着けて持ち歩いている装置であることから、タブレットにあるよりも 価値が高まるアプリを列挙してみました。こんなもの当たり前と思われるでしょうが、 デスクトップパソコンしかなかった時代を振り返れば、スマホで如何に生活が変わったかを 実感することが出来ます。ただ、新しいものを積極的に取り入れようとするか否かによって、 個人間の情報格差が大きくなっていくのを感じます。
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