スマホは、インターネットに常時接続していて、かつ常に身に着けている装置ですから、
便利なアプリが数多く存在し、ガラケーと比べるとその使用頻度は遥かに高いものです。
その証拠に、電車や街中でスマホの画面を見ている人のなんと多い事でしょうか。
だからスマホが重いと感じたり、大きくて扱いにくいと感じると、生活そのものが苦痛になるのは、私だけではないでしょう。
昨年12月にガラケーからスマホに変えたとき、落下の衝撃などからスマホを保護する為、
プロテクトケースや画面を保護するガラスライクフィルムなどを取り付けました。
これでスマホが保護できると、安心して使い始めました。
しかし、カバンから取り出した時や、手に持って操作するときに感じるずっしりとした重さが
気になり始めると、何とかならないものかと苦痛を感じるようになりました。iPhone8は200gですが、
ケースの重量50gを加えると250gになり、200gと250gの差が大きなものであることに気付きました。
ガラケーの時代には、ベルトに通して固定するポーチを使っていました。一日に何十本も電話がかかってくるほど忙しかった時代には、
携帯を常に身に着けておく必要がありました。携帯はYシャツや洋服のポケットに入れて持ち運ぶのは難しかったので、このポーチが大変役立ちました。
スマホの時代になって、携帯ケースは、衝撃防止用のケースや、手帳型フォルダーケースが主流になり、
ベルトに通すポーチは殆ど見ることがなくなりました。
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私は、皮革や木材の持つ自然な暖か味のある材質が好きで、こうしたものを扱っている店の前を通ると、
買いたいものがある訳でもないのに、店の商品を眺めます。先日、革製品を製作し販売する専門店の前を通りかかり、
店の商品を見ていました。その中に、冒頭の写真の「スマートフォンケース」がありました。
サイズが2種類ありましたが、プロテクトケースを外してぴったり収まる小さいほうを選びました。
店員に勧められ、ベルトに着けて試してみると、かつてガラケーで便利に使っていたポーチを思い出しました。
また、スマホを取り出した時、その軽さに感激しました。
立っているときにベルトの高さからスマホを落としても大丈夫だろう、
椅子に座っているときに取り出すことも多いので問題ないと自分に都合のいい解釈をして、
革製の「スマートフォンケース」買いました。その場で、「スマートフォンケース」の表面に刻印してもらえるサービスがあり、
自分の名前(Sadaharu)を刻印してもらいました。凸版(文字部分を突起させた鉄製の版)の活字を組み合わせてケースに入れ、
それを機械に組み込み、刻印する皮の部分を位置合わせし、レバーを下ろして数秒間圧力を加えます。凸版の温度は160℃だそうです。
冒頭の写真にあるように、綺麗に刻印されました。
いくら高性能なスマホを持ち、優れたアプリを入れていても、必要な時にすぐに取り出せなければ宝の持ち腐れです。
今すぐシャッターチャンスを逃さないように写真を撮りたい、エレベーターを降りるまでにQRコードを読み取りたい、
無料Wi-Fiを利用したいなど、迅速な対応をしたいときに、
スマホを直ぐに手許に持ってくることのできる「ベルトに固定するスマートフォンケース」は、スマホ関連の
重要なツールと考えるべきでしょう。なお、ウォーキングなど、ベルトを使用していない時は、
これまでどおりスマホにプロテクトケースを装着し、ポケットに入れて使っています。