ガラケーからスマホへ ~その2~

2019.05.14 岡田定晴
 移りゆく時代(作曲:Amacha)

 スマホを使い始めて、ガラケーの良さを再発見しました。

iPhone8とプロテクトケース
 スマホ本体(iPhone8)は、薄くて軽量ですが、スマホを保護するプロテクトケースや 画面を保護するガラスライクフィルムを装着すると、ずっしりとした重さを感じます。 スマホ本体だけを持ち歩けば、重くはありませんが、落下した時の衝撃を考えると ケースやフィルムを使わざるを得ません。

 スマホは、電話機能のほかに多くのアプリが動いているコンピューターシステムです。 私の使い方では、朝、バッテリー残量が100%あっても、夕方には30%くらいになるので、 毎日の充電が欠かせません。ガラケーは、普通に使って3日ぐらい、使わなければ1週間 放置していても使用できます。ガラケーも毎日充電していましたが、何らかの事情で 充電できなくても使えるんだという安心感がありました。

 ガラケーは「電話やメールを目的とする装置」で、スマホは「iPadに電話機能がついて 小型化したもので、電話の存在感が薄い装置」だと感じています。



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LINEの時系列な表示
 スマホの標準的なアプリとなっているLINEは、『統合情報通信システム』とも言えるもので、 通話の相手毎に、メール、写真、動画、音声メッセージ、電話の発信が、自分が右側・相手が左側に 時系列に表示されていきます。文章にしなくても、自分の気持ちを表現してくれる”スタンプ”を 効果的に使うこともできます。LINEにより、携帯電話としての電話やメールの存在感が薄れてしまいました。 iCloudメール、Gメールなどのウェブメールもあまり使わなくなりました。

 スマホ(iPhone8)では、iPadでできることは全てできます。画面が小さいだけで、同じものです。 画面が小さくても、小さいなりの伝え方があって、画面が大きかろうが小さかろうが、 情報は伝わります。そのため、iPadを殆ど使わなくなってしまいました。 スマホの小さな画面で将棋をするのには少し抵抗がありましたが、使っているうちに慣れてしまいました。 小学4年生の孫が、大人の会話をよく聞いていて、「それならiPadを譲って欲しい」と言い出したので、 「スマホにしてからiPadを使わなくなった」とは二度と口にしないようにしています。

 常時身に着けていることにより恩恵を受ける”ヘルスケア”や”マップ”のようなアプリの存在、 インターネットに常時接続されていることから恩恵を受ける”LINE””QRコードリーダー””各種SNS”のようなアプリの存在や、 ブラウザで閲覧できる各種情報(”高解像度降水ナウキャスト””ニュース”ほか)など、スマホは ガラケーでは容易にできないことを可能にしています。また、ガラケーと比べ、大画面に表示してタッチパネルも使えるので、 マンマシンインターフェースに優れ、特に写真や動画の撮影や閲覧に適していると感じます。 ”スマホのようなガラケー”でLINEも使えますが、画面が小さく、タッチパネルも無いので、十分な恩恵を得ることはできません。

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スマホのようなガラケー



 スマホ登場以前には想像もできなかったことが、実際の生活の中に入り込んできました。でも、使えば使うほど、課題も見えてきました。 ①軽量化、②写真や動画の保存と消去のしやすさ、③電池の長寿命化、④端末価格と通話料金の低下、⑤セキュリティーの確保、⑥通信速度の高速化でしょうか。 電車の中で右を見ても左を見てもスマホを見ている人ばかりだと嘆いていた自分も、いつの間にかその一人になってしまいました。

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電車内の風景 ~新聞・雑誌からスマホへ~



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