2017年9月19日に「無料Wi-Fi」について書きましたが、この頃と比べて最近は「無料Wi-Fi」の使える場所が
大幅に増えたと実感しています。当時は、「無料Wi-Fi」が使える場所が点在すると感じましたが、
最近は、線と線で結ばれていると感じるようになりました。それは、「無料Wi-Fiサービス」が、私鉄、地下鉄、新幹線、バス、
空港、航空機、ホテル、公共施設、飲食店などに拡大し、移動中でも移動先でも「無料WiFi」が使えるようになったからでしょう。
下記の画面遷移先からブログ本文に戻るときは、ご使用中のブラウザの「 ← 」等、「戻る」の機能をクリックして下さい。
無料WiFi
前回、新幹線に乗ったのは、昨年(2018年8月)ですが、無料Wi-Fiはありませんでした。
今回(2019年6月)はありました。スマホの「設定」で「Wi-Fi」を選択し、表示されるネットワークの中から、
「Shinkansen_Free_Wi-Fi」を選択します。
自分のメールアドレスを通知し、利用規約を読んで同意をすると、インターネットにつながります。
送られてきたメールを開き、リンクが張られているURLを10分以内にクリックすれば登録が完了します。
マップで現在位置を表示すると、自分の居る場所が表示され、
その表示位置が動いていくので、新幹線が移動している様子がわかります。
高速で走る新幹線の中から、ニュースや天気予報ほか、ウェブサイトの閲覧を
楽しむことが出来ます。
新幹線を降りて、地下鉄に乗ってからも、新幹線とほぼ同じ手続きを経て「無料Wi-Fi」が
使えました。
韓国語、中国語の簡体字・繁体字、英語に対応しているので、旅行者向けなのでしょうが、
勿論、日本人でも使えます。
2016年の夏頃から、東京メトロの全ての駅で「無料Wi-Fiサービス」が提供されていましたが、
その後、徐々に地下鉄車両に導入され、東京オリンピックの開催される2020年夏までに、
東京メトロ全線の車両で使えるようになるとアナウンスされています。
地下鉄車両内での携帯電話対応は2013年頃でしたが、いよいよスマホの時代になるんだと感じました。
成田空港や羽田空港、そして地方の空港ターミナルビルでも「無料Wi-Fiサービス」が提供されています。
2016年10月13日の「羽田空港で感じた新しい時代」の最後に、無料Wi-Fiに少し触れています。
旅行者にとって必要な情報はインターネットを通じて得られるので、また空港で過ごす時間は数時間以上になることも多く、
無料Wi-Fiは今や無くてはならないサービスです。時間がある時に、空港のターミナルビルで食事をしながら、
発着する飛行機を見て、Flightradar24で、どこへ向かうのか、どこから来たのかを調べるのも楽しみです。
以前は、出発ゲートに向かう途中に、パソコンのコーナーがあり、100円玉を入れてインターネットにアクセスしていましたが、今は昔のこととなりました。
下記の画面遷移先からブログ本文に戻るときは、ご使用中のブラウザの「 ← 」等、「戻る」の機能をクリックして下さい。
羽田空港で感じた「新しい時代」
リアルタイムの航空機位置情報~Flightradar24~
広告
ホテルの客室でも「無料Wi-Fiサービス」が受けられます。チェックインの際に、ログイン情報を受け取ります。
以前は、有料で「LANケーブルでインターネットに接続するサービス」が殆どでしたが、いつの間にか「無料Wi-Fi」が主流になってしまいました。
「サービス案内」の最初のページに「インターネットサービス」が書かれているのを見て、
宿泊客にとって重要なサービスと位置づけられていることがわかりました。
前回、国内線の飛行機に乗った4年前(2015年9月)にはありませんでしたが、
今回は飛行機の客席からも「無料Wi-Fiサービス」が受けられるようになっていました。
座席のTV画面は無く、エンターテインメントを提供する手段として、顧客のスマホを利用するためだと思います。
しかし、それ以外に、通信衛星を介して一般のウェブサイトに接続できること、それが無料であることに
ショックを受けました。これについては、別途、詳しく書く予定です。
空港と自宅に近いバスターミナルを往復するリムジンバスにも「無料Wi-Fiサービス」があります。
私は、インターネットラジオやYouTubeの音楽、バスの走行場所を知るためのマップ、ニュースや天気の
ウェブサイトを利用しています。
レストラン、料亭、喫茶店などでも、「無料Wi-Fi」を利用できる店が増えたと感じます。
旅先であれば、ニュースや天気予報や高解像度降水ナウキャスト、マップや乗換案内などの情報を
得るために有難いサービスです。日常的には、「無料Wi-Fi」の無い店よりは有る店を選びます。
接続するには、いずれも「利用規約」を読んで同意し、伝えたメールアドレスに返ってくるURLを
クリックします。
スマホは「モバイル通信」でインターネットにつながるので、「無料Wi-Fi」が無くても目的は
達成できます。しかし飛行機や新幹線の中からは、「無料Wi-Fi」無くしてインターネットにつながりません。
また、動画や大量のデータを送受信する場合などには、「無料Wi-Fi」は本当に有難いサービスです。
「モバイル通信」の通信量がオーバーし、大幅に通信速度が制限される事態を心配する必要はありません。
今から2年前と比較して、「無料Wi-Fi」のサービスエリアが拡大していると実感できるのは、本当に嬉しい事です。
スマホが普及し、情報通信のインフラとして「無料Wi-Fi」が求められる時代に、事業者が顧客サービスとして導入したり、
東京オリンピックで日本を訪れる外国人観光客への対応として導入して「無料Wi-Fi」が拡大しているのでしょうが、
それを支える通信事業者やソフト開発事業者の努力無くして実現できるものではないことも忘れてはなりません。